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論文

Arイオン飛跡周りのエネルギー付与分布の測定

田口 光正; 古川 勝敏; 森山 正洋*; 大野 新一*

JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.91 - 92, 1999/10

重イオン照射の特徴は物質への高密度かつ空間的に不均一なエネルギー付与であり、このことが高LET放射線の特異的な照射効果(化学反応、生物への致死効果など)を誘発すると考えられている。175MeV Ar$$^{8+}$$イオンを窒素ガス(約215Torr)に照射し、異なる励起状態からの発光を$$pm$$1mm程度の空間分解能を有する光学系によって測定した。337nmの発光はthe second positive systemと呼ばれる遷移(C$$^{3}Pi_{u}$$B$$^{3}Pi_{g}$$に相当し、この遷移は20eV程度の極めて低いエネルギーの電子によって高効率に誘導される。また、429nmの発光は窒素分子の全イオン化量に比例する発光強度を示す。それぞれの波長の発光強度についてイオン飛跡からの距離依存性を見積もったところ、距離100~1000nmの範囲において全イオン化量は距離の約2乗に反比例したが、低エネルギー電子は2.8乗とそれよりも急峻な距離依存性を示すことがわかった。

論文

Energy distribution around 175MeV Ar ion path in argon at the density of water

田口 光正; 南波 秀樹; 青木 康*; 古川 勝敏; 大野 新一*

Radiation Physics and Chemistry, 55(5-6), p.511 - 514, 1999/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:34.76(Chemistry, Physical)

TIARA施設に設置されたAVFサイクロトロンからの175MeV、Ar$$^{+8}$$イオンを0.1mm$$phi$$のアパーチャーを通して真空容器に満たした気体Arに入射した。2次電子によるイオン化収量を可動式の小型イオン化チェンバーにより求めた。ガス圧及びイオン化チェンバーの位置を変えることにより、水換算でイオンビーム軸から5nmから8$$mu$$m程度までの距離の線量分布を得た。分布は100nm程度までの領域では、理論的に見積もられている通り半径の2乗に反比例するが、それより外側の領域ではより急峻な半径依存性を示すことがわかった。線量分布は2次電子の最大飛程よりも外側まで広がっていることがわかった。また、コア部分を除いた領域のエネルギー付与量を求めたところ、LETの約90%であった。

論文

イオンビーム利用の基礎と現状,II.2; 重イオンの放射線化学

南波 秀樹

Radioisotopes, 44(1), p.69 - 72, 1995/01

重イオンビーム照射によってひきおこされる放射線化学反応について、イオンビーム利用の基礎としての立場から解説する。これまでに国内外で行なわれてきた研究を紹介するとともに、原研高崎研で現在進めているマイクロドシメトリー、パルス照射線分解、イオン照射効果の現状についても述べる。

論文

重イオン放射線化学の研究

南波 秀樹

放射線と産業, 0(55), p.23 - 26, 1992/00

原研の放射線高度利用研究のうち、重イオンを用いた放射線化学の研究計画について報告する。この重イオン放射線化学の研究では、高崎研究所のサイクロトロンからの重イオンビームを用いて、マイクロドシメトリー、パルス放射線分解、高分子、生体物質の照射効果についての研究を行う予定であり、これらの研究計画について述べると共に、本研究のために設置した実験装置(微小領域線量分布測定装置)についても解説する。

論文

重イオンビームのマイクロドシメトリー

南波 秀樹; 青木 康; 古川 勝敏; 大野 新一; 古牧 睦英

第4回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.131 - 134, 1991/07

東海研究所のタンデム加速器を用いて、気体アルゴンに高エネルギー重イオンビームを照射し、生成する電荷量(W値)を測定するとともに、小型の可動式電離箱を用い、イオンビームの径方向でのイオン化の空間分布を測定した。

論文

イオンビームのマイクロドシメトリーに関する研究

南波 秀樹; 青木 康; 柴田 裕実*; 吉田 陽一*; Side, Y.*; 田川 精一*; 永井 士郎; 渡辺 宏

東京大学原子力研究所総合センター平成元年度重照射管理部門年報, p.21 - 23, 1989/00

本報は、現在、東京大学原子力研究総合センター重照射管理部門のイオンビームを用いて行っている「イオンのマイクロドシメトリーに関する研究」の平成元年度の研究報告書であり、ナノセカンドのパルスイオンビームによる液体炭化水素からの発光の時間分解測定のマイクロドシメトリーへの適用について述べられている。本報は和文の「経過報告」、ならびに英文の「成果報告」よりなり、「経過報告」は本研究の研究目的、研究経過、学会発表等について、また「成果報告」は、本研究における昨年度の研究成果についてまとめたものである。

論文

マイクロドシメトリーとパルスラジオリシス

南波 秀樹

UTRCN-S-13, p.37 - 38, 1988/00

マイクロドシメトリーの立場からイオンビームパルスラジオリシスについて言及し、生体物質系のようなラジカルスカベンジャーを大量に含む系においては、短いパルス巾のイオンビームが必要であることを述べる。

報告書

マイクロドシメトリー; 新しい線量概念

沼宮内 弼雄; 大谷 暁; 河合 勝雄

JAERI 4047, 39 Pages, 1968/12

JAERI-4047.pdf:3.02MB

1962年、ICRUは線量の概念を明確にするため、基本的線量の単位をradとし、放射線防護のためには、QF(Quality Factor)、放射線生物学のためには、Relative Biological Effectiveness)を用いることを勧告した。線質効果のついては以前から、いろいろな面から問題点が提起されているが、放射線の物理、化学などの各領域の基礎的研究が進展するにつれて、放射線の線量-効果の関係から要求される線量概念として、これまでの、rad線量やQFの概念とは根本的に異なる微視的線量(micro-dose)の概念が新たに提案されるようになった。ここでは、これまでのrad線量に関する問題点を解明し、提案されているマイクロドシメトリーのうち、最も代表的なR$$_{O}$$$$_{S}$$$$_{S}$$$$_{I}$$とO$$_{D}$$$$_{A}$$の理論を紹介し、ドシメトリ-の今後の研究課題の問題点を明らかにした。

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